私は昔、体育指導の現場で「頑張らせる」タイプの指導をしていました。
でも、長い年月の中で気づいたのです。
人には ―
頑張れるタイミング・季節・体調・心の状態がある。
これを無視した指導は、身体も心も摩耗させてしまうと。
そこで私は“頑張らせない指導” を選ぶようになりました。
25年・1万回のレッスンで見えてきたこと
子どもから高齢者まで、
競技者から一般の方まで、
本当に多くの身体と向き合ってきました。
その中で確信したのは、
人は「同じように頑張れる存在」ではないということ。
• よく眠れた日
• 疲れが溜まっている日
• 気持ちが重い日
• 前向きにチャレンジしたい日
同じ人ですら、毎回違います。
「頑張らせる指導」は長続きしない
頑張らせると、その瞬間は変わるかもしれません。
でも…
・力が入りすぎる
・呼吸が浅くなる
・無理が重なり不調が戻る
・自分の身体を嫌いになる
こういった “反動” が積もります。
だから大切なのは「その日の最適値」
その方の呼吸、表情、筋肉の緊張、声のトーン…。
これらを丁寧に読みとりながら、
その日の 最適な強度とペースを探していきます。
これができると、身体は驚くほど素直に変化します。
• しんどくないのに楽になる
• 翌日まで疲れを残さない
• 姿勢が無理なく整う
• 自分の身体が好きになっていく
頑張らせるより、
合うペースで積み重ねる方が圧倒的に深く変わる。
これが私がこのスタイルを選んだ理由です。
まとめ
頑張れる日は頑張ればいい。
頑張れない日は整えればいい。
その方のペースに合わせたとき、
身体は無理なく・自然に・美しく変化していきます。
